一点集中させること

2013.8.5|ランチェスター弱者の戦略とは

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check

モノ・ヒト・カネ。そして情報。

これらは一般的に経営資源と呼ばれています。
これらが商売、仕事、ビジネスを行うために必要な基本の資源だというわけです。
細かく挙げれば、手持ちの資金、そして外部からの資金調達能力、営業力や人材、技術力、商品などです。

 

そして忘れてはいけないのは、これらの経営資源には限界があるということです。

なんでも湯水のように際限なく使用することができるというわけではない、ということは当然のことですよね。
ですから大切にこれらの使い途をよく考えなくてはいけません。
中小企業や弱者であるならば尚更です。

 

この経営資源の使い方次第で、あなたの会社がNo.1商品を作り、

市場を支配する企業となることができるかもしれないのです。
このNo.1商品を作り、利益を上げることのできる好循環の企業を作ろうとするならば、

この最初の一手が肝心ともいえます。

 

そのために、ランチェスターの弱者の戦略では経営資源を「一点集中」させることをすすめています。

絶対にシェアをとると決めたマーケットでNo.1をとるために必要なことのみに経営資源を集中させるのです。

さまざまな商品を作ってみたり、この商売がうまくいかないから今度は他のことをやってみよう…などの

多角化を安易にするのは大失敗のもとになってしまいます。特に経営資源の少ない企業ほど打撃をうけます。

そうではなく、「ここで勝つ」と決めた市場で勝つためだけにまずは力を集中させるのです。

 

もし、ここでNo.1商品を作ることができれば、他のビジネスにも好影響が後で及んできます。

まず決めた市場で一勝する、このことに力を一点集中させることが弱者の戦略として大切だということを

覚えておいていただきたいと思います。
では、具体的にどこに一点集中させたらよいのか?
いくつかの指針をあげてみたいと思います。

経営戦略をいくつかに分ける場合、

①商品戦略

②営業戦略

③財務戦略

④組織戦略

といった風にカテゴライズできます。
それぞれについて何に一点集中するのが自社にもっとも最適かを考えてみていただきたいと思います。
たとえば、いくつかの商品をあなたの企業が展開している場合、

どれが最も他社よりも優位に立てる、差別化できる商品であるか。

そしてその商品をどこに売っていきたいのか。

営業を重点的にかけるエリアをどこにしていくのか、

重点エリアには営業スタッフをどう配置するのか、

さらによくするための開発にかけるための資金、組織をどう動かしていくのか…。

 

どんな顧客にターゲットを絞るかといったことも一点集中の視点で考えてみてもよいと思います。

買ってほしいのは、どういった分野の企業なのか、個人であれば年齢層や趣味嗜好、

男性か女性かによっても作るべき商品や営業方法にも違いを出す必要があります。

 

何かに焦点を絞ってみると、「一点集中」すべきポイントが浮き上がってくると思います。
それをひとつひとつつぶしていってください。
重点化させるポイントを具体化させ、実現させていくためのプランができていくでしょう。
それがあなたの会社の大切な経営戦略になります。
弱者の戦略、力は一点集中させて勝利する、このコンセプトを大事にしてください。

 

コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

コメントは締め切られました。

トラックバックURL