強者の戦略、弱者の戦略

市場における弱者なのか、強者なのか、それによって立てるべき戦略は異なります。

 

 

それぞれに基本戦略とそれに従ってたてるべき5つの戦略があるとランチェスター戦略は述べます。

 

ここでの市場の強者とはある市場におけるシェアNo.1企業のみを指し、それ以外の企業を弱者とします。

 

ただし、多角的な経営をしており部門ごとにまったく異なる市場で戦っている場合、

 

その部門ごとに強者か弱者かの認識を分けるべきです。

 

市場での弱者企業は「差別化戦略」、市場での強者は「ミート戦略」を基本戦略とすべきであるとされます。

 

ミート、というのは真似をすることを意味しています。

 

つまり、弱者は価格や商品価値、販売経路や市場、広告宣伝活動などにおいて、

 

他者商品に優位性をもつことを目指す戦略をたてるべきであるということです。

 

強者は、そういった弱者企業が成功した製品等をまねする戦略をとればよいとされています。

 

差別化戦略では、より具体的な5大戦略として

 

①一点集中主義、②局地戦、③接近戦、④一騎討ち戦、⑤陽動戦があげられています。

 

この差別化を徹底して行うことが、

 

上記の第一法則でE=戦闘力をアップさせるための方法です。

 

あれこれと手を出すのではなく、勝てる可能性のある商品、市場を見極めてそこに戦力をつぎ込みます。

 

限られた資源は勝機を作り出す可能性のあるポイントに集中投下するのです。

 

顧客や販売ルートにも積極的に働きかけアピールをし、

 

ときにはライバル企業をかく乱し判断を誤らせるようなそぶりを見せるといった行動を行うことで、

 

第一法則で勝利をつかむことを目指します。

 

 

ミート戦略では、

 

圧倒的にベーシックな兵員数が大きく資源も潤沢にある企業の在り方が提案されています。

 

①総合主義、②広域戦、③遠隔戦、④確率戦、⑤誘導戦の5つが詳細な戦略内容を示すものです。

 

つまり、広範囲な商品、市場で大規模に資源を投入して販売をかけていきます。

 

それは確率的に攻撃をかけることで十分な勝利を見込めるということでもあります。

 

弱者の立場の企業を思い通りに動かすための誘導戦略も強者企業の戦略のひとつです。

意のままにさせる、トレンドを作っていく力は強者の立場での攻めの在り方です。

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